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Lumimuse series

Manfrotto
シリーズ

    Ross Hoddinott

LUMIMUSE シリーズは、 マンフロットのポータブルLEDライトの中で最も小さな製品です。 そのコンパクトなサイズ、機能性、そして使いやすさにより、近接写真愛好家に愛されています。

包み隠さずに言うと、私は人工光がちっとも好きではありませんでした。私の書いた本や記事を読んだことが人あるなら、すでにそのことをご存知でしょう。私は自然光の美しさや本物らしさが大好きなので、思い入れのある昆虫や花の撮影にフラッシュを使うことはまずありませんでした。そう、時々光を起こしてバランスをとるために小さなLastoliteリフレクターを使用することはありましたが、フラッシュの閃光に頼ることはほとんどありませんでした。実際に、凝ったデザインの私のツインフラッシュシステムは、オフィスの棚で箱に入ったまま、ほこりをかぶっています。近接写真撮影に人工光を使用することに対する私の考えは決して変わることはない、と心底思っていました。ところが、数ヶ月前、小さな照明アクセサリーを使い始めたところ、私の被写体の照らし方に革命が起きました。

自然光が足りないときはどうしたら良い?

私はずっと自然光が好きでしたが、自然光には限界があります。私がこのパールフチヒョウモンを見つけたのは、ある曇った朝早くのことでした。そんな状況だったため、元々の作品は、くすんだ生気に欠けたものでした。そこで、LUMIMUSE 8 を手に取り、蝶の真上のやや後方から光を当て、作品にバックライト効果を与えてみました。LEDは私の作品を一変させました。人工光を使っているにもかかわらず、結果は完全に自然に見えます。あなたもそう思いませんか?

私は太陽の光が好きですが、自然光だけに頼ることには限界があることに以前から気づいていました。私はすべての近接写真を屋外の現場でそのまま撮影していますが、倍率を上げていくと、徐々に被写界深度が狭まり、光量も制限されてしまいます。通常、明るく晴れた日には、自然光によって、(必要に応じて)絞りを絞って被写体が十分シャープに捉えられるだけの被写界深度を確保したり、高速シャッターを使って被写体やカメラのブレを抑えたりするのに十分なレベルの光量を得ることができますが、自然光が足りないときはどうしたらよいでしょう。現在のISO性能が高度に進化したカメラなら、ISO感度を上げて補正するという選択が可能です。私の経験から言えば、高感度撮影は必然的に画像にノックオン効果をもたらし、その結果生じるノイズによって、精細できめ細やかなディテールが損なわれる可能性があります。被写体を直接照らす光がなければ、写真はしばしば単調でくすんだ生気に欠けたものになってしまいます。結局、クリエイティブな撮影の成否を左右する最も重要な要素は、多くの場合、光なのです。とは言いつつも、私はずっとフラッシュを使うことを避けてきました。被写体をこれほど間近で撮影し、なおかつ自然に見せるには、フラッシュを大きく拡散させる必要があります。その一方で、ユニットは概して扱いにくく、高価で、セットアップや同期にも時間がかかります。シャッターを切る前に結果をプレビューすることも、フラッシュを確認することもできません。それが、LEDライトの登場によりある種の状況において別の選択肢が生まれました。

LUMIMUSEライトのような連続光源を使用することの最大のメリットの1つは、シャッターを切る前にその効果をプレビューし、調整することができるということです。

マンフロット社から LUMIMUSE 3, 6 と 8 の試供品を提供していただきました。これらは、マンフロットの(比較的)新しい写真・ビデオ撮影専用LEDライトのラインナップの一部です。マンフロットのLEDライトには、出力、サイズ、値段に関して非常に幅広いバリエーションがありますが、スリムで優美かつ軽量なデザインは共通です。ただし、マンフロットのLEDライトは、主にポートレート撮影のためのものです。これらのライトは、肌の色合いを忠実かつ活き活きと再現するのに適した発色が身上だと言われています。確かにそのとおりだと思いますが、私はポートレート写真家ではありません。実際、自分の子供の写真を撮ることさえめったにありません。私は、これらのライトはポートレート撮影においては素晴らしいデバイスだと確信しています。でしゃばらず、ディフューズも容易で、モデルの目を輝かせ、キャッチライトを入れるには理想的なアイテムです。それと同時に、私はこれらのデバイスが、自然写真と近接写真の写真家である私のニーズも同様に満たしてくれることにすぐに気がつきました。

 

クローズアップ撮影にコンパクトサイズのLEDを使用する

LEDにはいくつかのアピールポイントがあります。まず、非常にコンパクトで軽量です。たとえば、 LUMIMUSE 8 (LEDライト8個)は重さ175gで高さ約6cm、幅9cm、奥行3cmです。 LUMIMUSE 3 (3 LEDライト)やLUMIMUSE 6(6 LEDライト)はさらに小型軽量です。これらは驚くほど持ち運びが楽でコンパクトです。その存在をまったく意識することなく、カメラバッグに常備しておけます。魅力的なのはサイズだけではありません。使いやすさもまた出色です。カメラに何らかの形で取り付けたり、同期させたりする必要もありません。使い方はこの上なく簡単です。連続光なので、シャッターを切る前にLEDライトの効果をプレビューし、調整することができます。これはフラッシュでは不可能なことです。私が使ったライトは4段階に出力が調節でき、光量を素早く増減することができます。この操作はライトの側面にあるボタンで行います。ボタンを押すたびに光量が1段階変化し、それを繰り返します。リフレクターのように、デバイスを被写体に近づけたり離したりすることによって、シンプルに光の強さを変えることもできます。ただし、リフレクターは、太陽の位置に応じて特定の位置に置かれたときにのみ効果を発揮しますが、LEDはいつでもどの方向からでも被写体を照らすことができます。小さな被写体を照らすのであれば、これらのライトの実用性、創造性、そして有用性はほぼ無限大です。

私は大抵、LEDライトを手に持って必要な位置にかざします。手が空いていないときはPIXI EVOミニ三脚を使って固定します。

The LUMIMUSE シリーズ には、取り外し可能なボール雲台とホットシューアタッチメントが付属しています。また、1/4インチ標準三脚ネジに対応しています。そのため、カメラのホットシューに装着することも、三脚に直接取り付けてオフカメラで使用することも可能です。どちらの使い方をしても大変便利で、このようなギミックは、ことさら、標準的な一般用LEDライトや懐中電灯ではなく、写真専用のデバイスを購入した方がよいと思わせてくれます。これまでのところ、私は、被写体にそっとキスするようにフロントライトを当てたいというのでない限り、ホットシューにLEDライトを取り付けたことはほとんどありません。その代わり、被写体の左右どちらか一方またはうしろにLEDを配置します。そうしたうえで光の方向と強さを細かく慎重に調整することによって、はるかにクリエイティブな効果を得ることができます。私は、カメラが三脚に設置されていて手が空いている場合、大抵、LEDを手に持って然るべき位置にかざします。そうすることにより、ライトを被写体の周りでほぼ自由に動かし、それによって得られる効果をその場で見ることができるからです。正面や側面からの照明であれば、すぐに再現することができます。また、太陽の位置によって被写体にできてしまう醜く暗い影の部分を消すためにライトを使用することもあります。

もちろん、LEDを然るべき位置に手で保持するのは、必ずしも実践的とは言えません。その1つの解決策は、LEDを三脚に取り付け、適宜に配置することです。私は2台目の三脚を持ち歩きたくないので、バックパックに小型軽量のミニ三脚を入れています。私はずっとマンフロットの2段PIXI EVOミニ三脚を使っています。重さは260gで高さは20cmです。短いですが、昆虫や花を地面すれすれで撮影する場合などに、LEDを然るべき場所で確実に保持してくれます。ミニボール雲台のおかげで、ライトの向きを正確に調整することができます。

LEDの光は驚くほど自然で、また、スナップオンフィルターを使えば、光をディフューズしたり色付けしたりすることも可能です。加えて、光量を段階的に調節することによって、確実に自然な見た目を再現することができます。

バックライト効果とLED
私は、とりわけ蝶や野生の花の近接写真の撮影に、バックライト効果を利用します。バックライトは被写体の姿かたちやディテールを強調してくれます。しかし、残念ながら、被写体が、それを自然に再現できるような場所にいることは滅多にありません。しかし、被写体の真上や真下に(フレームにぎりぎり入らない位置に)LEDを置いて、被写体を後方から照らすと、その効果を上手く再現することができます。私は、曇り空や弱い光の下でこれを行うと、LEDの光が周囲の光に負けることなく、その効果が最も鮮やかに現れることを発見しました。長年の自然光支持者として、私はこんなにも本物らしい光が得られることに心底驚いています。 LUMIMUSE の色温度は5,600K、つまり、昼光とほぼ同じですが、付属のスナップフィットマウントフィルターキットを使うことによって、色温度を変えることも可能です。そうして光をディフューズしたり色を変えたりすることによって、被写体をより忠実に再現したり、創造性を高めたりすることができます。私はライトオレンジ/ウォームアップジェルが光に自然な温かみを与えるのに役立つことを発見しました。 LUMIMUSE にはいくつかのフィルターが付属していますが、さらにアクセサリーフィルターキットを買い足すこともできます。現在、クラシック、ポートレート、マルチカラーの3種のフィルターキットがあり、それぞれ8種類のフィルターで構成されています。

マイクロ写真に使うコンパクトなLEDライト

これらの小さくて便利な照明器具について、何か言い忘れたことはないでしょうか。そうそう、屋外写真家よりむしろスタジオ写真家や静物写真家にとって魅力的な被写体を均等に照らしたい場合、複数のLEDを組み合わせて使うという方法があります。屋内で撮影する際、必要に応じて2つ、場合によっては3つのLEDを然るべき位置に固定することで、より洗練されたセットアップを行うこともできます。私が愛用しているLEDは、フリッカーフリーの定常光を発し、バッテリー寿命は約1時間で、これは一般的な撮影には十分すぎる長さであることがわかっています。これもまた私が愛用している小型 LUMIMUSE ライト は、付属のミニUSBケーブルで充電可能なリチウム電池を内蔵しています。もしあなたがもっと大きい被写体を撮影したいと考えていて、そのためにもっと多くの光が必要なのであれば、マンフロットには、さらに大型のLykosシリーズやSpectraシリーズがあります。

さて、結局、私は人工光支持者に転身したのでしょうか。まあ、そうかもしれません。5月の初めに使い始めて以来、LUMIMUSE 6と8は、どちらも常に私のカメラ用バックパックの中にあります。LEDライトは私にさらに多くの選択肢を与えてくれ、そのおかげで、太陽が雲のうしろに隠れているときでも、被写体が美しく照らされた写真を撮ることができるようになりました。その機能、サイズ、使いやすさ、汎用性、そして信頼性を考えると、LEDライトは間違いなく価値ある財産であり、クリエイティブなツールであると言えます。LEDライトは、さまざまな被写体に対して理想的なポータブル照明システムです。LEDライトによって、私の人工光に対する考え方が変わりました。今後私は、必要とあらばいつでも、私の写真を生き生きとしたものにするため、LEDライトを頼りにするでしょう。
その効果をぜひあなた自身の目でお確かめください。

この画像は、非常に暗い、どんよりとした状況で撮影されました。PIXI EVOミニ三脚を使用して被写体の背後にLUMIMUSE 8を配置しています。このボール雲台のおかげで、ライトが蝶と花を照らすよう角度を付け、自然なバックライトの印象を作り出しています。

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