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Tripod buying guide

三脚購入ガイド

  John Robertson

三脚を購入する際に覚えておくべき2つの重要なアドバイスがあります。
三脚を購入する際に覚えておくべき2つの重要なアドバイスがあります。

1つは、あなたが持ち運ぶのが苦にならない大きさの三脚を買うこと、もう1つは、購入した三脚を常に持ち歩くことです。このガイドは、あなたが自分にとって最良の三脚を選ぶお手伝いをするものです。これを読めば、あなたがどのような写真を撮影したいかによって、選ぶべき三脚も違ってくることがきっとおわかりいただけるでしょう。

今どきのカメラの宣伝文句は、まるでISOによってすべてが約束されると言っているかのようです。ISOの進化によってもはや三脚は必要ないと連呼しているようにさえ聞こえます。確かにISOの進化には目覚ましいものがあります。しかし、だからといって、必須撮影機材リストから三脚を完全に無くすことができるでしょうか。

決してそんなことはありません。三脚という相棒のサポートなしに長時間露光を成功させる手立てはありません。宣伝が何と言おうと関係ありません。確かにISOの進化のおかげでより多くの状況で手持ち撮影ができるようになりました。しかし、それは中速~高速シャッターを使用する場合に限っての話です。シャッター速度が1/60秒以下の場合、三脚があるのとないのとでは、写真の出来が大きく違ってきます。

なぜ三脚が必要なのですか?

三脚は単なる光が弱いときのサポート機材ではなく、低速シャッターが必要な場合にも役立ちます。また、クリエイティブな理由から絞りを開けたり、強度の減光フィルターを追加したり、被写界深度を浅くしたい場合にも、三脚が頼りになります。シャッター速度を遅くして、1つのフレームである程度幅を持った時間を切り取る場合、三脚が決定的に不可欠です。

同様にスタジオ撮影においては、三脚を使えば、1つの被写体を完全に同じ位置に置いた複数のフレームを撮影することができます。また、それ以外にも、1台のカメラで複数の画像を撮影するのもよくあるケースです。これは、タイムラプス動画を作成する際に多くの人が使う手法です。

三脚を使うメリット

三脚は、光が弱くなったときのサポート機材、あるいはスタジオ撮影やロケのためのツールとしてのみ捉えるべきではありません。三脚は、あなたがカメラを使ってできることを広げてくれるクリエイティブなツールです。時にはカメラのサポート以外に使うこともあります。三脚は、カメラを支えるためだけに使うもの(使うべきもの)ではありません。たとえば、花の撮影やマクロ撮影に際して、リフレクターやディフューザーを支えるのに三脚を使用する写真家もいます。また、フラッシュガン、あるいはアクリルシートやLEDパネルのような状況別アクセサリーのサポートにも使うことができます。そうすることによって、写真家には、理想的なアングルを求めてさらに動き回る余裕が生まれます。

見ておわかりのとおり、三脚は単に薄暗い環境で使用するサポート機材ではなく、光をコントロールしやすくするクリエイティブなツールです。これまでに撮られた写真の中にも、三脚がなければ存在しなかったであろうものが数多く存在します。多くの人が称賛するAnsel Adamsのような巨匠の作品でさえ、その多くは三脚がなければ存在し得なかったであろう作品です。

私にとって正しい三脚とは?

ここまでで三脚とは本当は何であるかがはっきりしました。さらに、「1台ですべてをカバーできる」三脚は存在しないことを知っておくことも大切です。別の言い方をすれば、あなたはいずれ、それぞれが異なる撮影状況や機材に対応する複数の三脚を持ちたいと思うようになるでしょう。多くのカメラマンが、ほとんど常に携行する三脚を持っていますが、撮影対象によっては、ほかの種類の三脚を使いたいと思う場面もあるかもしれません。

もしあなたが写真に関して初心者なら、これで十分と思い込み、スーパーマーケットで売っているちゃちな三脚を購入するという、多くの新人が陥る罠に引っかかってはいけません。それは大きな間違いです。そんなことをしても、そのうち新しい三脚を探している自分に気づくだけです。あなたが写真について真剣に考えているなら、安定性という、作品づくりに欠かせない要素を提供してくれる三脚が必要です。

 

Compact三脚

Manfrotto Compactは 、これから写真を始めようという方にぴったりの三脚です。Light、Action、Advancedの3つのモデルが用意されています。それぞれが三脚本来の機能に加え、さまざまなその他の機能を備えています。これでもうあなたの3本足の相棒を置き去りにする理由はどこにもありません。 Compact Light は重量わずか800g、折り畳み時の長さ39cmと、これまでのマンフロットのラインアップで最もポータブルなソリューションで、小型コンパクトカメラ、ミラーレスカメラ、または中程度のレンズを備えたエントリーレベルのデジタル一眼レフに適した三脚です。

Lightは131cmまでしか伸ばせませんが、 Advanced はカメラを167cmまで持ち上げることができ、また、Advancedボール雲台を備えています。この雲台は、標準のズームレンズとハイレベルのCSCを備えたデジタル一眼レフカメラに最適です。この2つのモデルの間に、155cmまで伸ばすことができ、写真とビデオの両方に適した特殊な雲台を備えたActionがあります。

マンフロットのCompactシリーズは、三脚を知るための出発点に最適です。とは言え、どのモデルを購入したらよいか、すぐには選べないという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方に1つアドバイスを差し上げましょう。もしあなたがコンパクトカメラで写真撮影を始めたものの、いずれもっと大きなカメラにステップアップしたいと考えていて、かつ重量の差が気にならないのであれば、ActionまたはAdvancedを購入することをおすすめします。逆に、今後もスマートフォンやコンパクトカメラを使い続けることがはっきりしている方には、Compact Lightがおすすめです。

 

トラベル三脚

旅行写真家は常に、いかにして持ち運ぶ機材を最小限に抑えるかに心を砕いているものです。それゆえ、可能な限り軽くて安定性に優れた三脚を探し求めるのも当然です。マンフロットの Befreeシリーズは、そんな旅行写真家に打ってつけです。カーボンファイバー製とアルミニウム製が選べるのでなおさらです。カーボンファイバーモデルは100%カーボンファイバー製の脚を採用し、軽量性、携行性、剛性を大幅に向上させています。風景写真は旅行中に撮られるケースがほとんどなので、この三脚は風景撮影に最適です。このことはまた、Befreeが旅行用三脚であると同時に、デジタル一眼レフ用としてもベストの三脚の1つとされる理由でもあります。

The Befreeカーボン の重量はたった2.42ポンド(1.1kg)。55.9インチ(142cm)まで伸ばすことができ、折り畳むと15.7インチ(40cm)の長さに収まります。アルミ版は重量わずか3ポンド(1.4kg)。折畳み時の長さは15.7インチ(40cm)で、56.7インチ(144cm)まで伸ばすことが可能です。また、さらに携行性を追及される方にはBefree Oneがおすすめです。折畳み時の長さは12.6インチ(32cm)で重量3ポンド(1.4kg)。51.18インチ(130cm)まで伸ばすことが可能です。

 

プロフェッショナル三脚

多くのハイアマチュアやプロの写真家がManfrotto 055とX-PRO 3ウェイ雲台の組み合わせを選んでいます。055には、剛性の向上と軽量化によって優れた安定性と最大の携行性を実現したカーボンファイバーモデルと、さほど頻繁には三脚を持ち運ばない方にとって合理的な選択となり得るアルミニウムモデルが用意されています。ちなみに、3段のカーボンモデルの重量は70.54オンス(2,000g)。同じくアルミニウムモデルは88.18オンス(2,500g)です。なお、これは雲台を含まない三脚だけの重量です。

055シリーズは、スタジオ撮影においてもロケにおいても、あなたの冒険心を後押しするさまざまな機能を備えています。センターコラムは垂直にも伸びますが、同時に水平にも使用することができ、それにより幅広いフレーミングが可能になり、撮影の可能性が広がります。しかも、この動作はカメラを装着したままで行えます。それぞれの脚をロック/ロック解除するクイックパワーロックレバーは、手袋を着けたままで簡単に開閉できます。また、それぞれの脚の長さを、片手で素早く正確に設定することが可能です。

 

さらに055は、3本の脚をそれぞれにあらかじめ設定された角度にしっかり固定することができるため、ポジショニングの自由度が大幅に広がります。地面すれすれから脚を伸ばしきった最大高さまで、このツールは決してあなたを失望させることはありません。

上部に回転式バブル水準器を備えており、また、イージーリンクコネクターにより、拡張アームやブラケットを介して写真またはビデオ撮影用アクセサリーが使えるので、お手持ちの機材が活かせる汎用性の高いサポート機材を探している方にとって、まさに理想的なアクセサリーです。カメラのサポートに関しては勝るもののない3ウェイ雲台とのセットが、055シリーズに加わりました。X-PRO 3ウェイ雲台は、超コンパクトに収納できる折り畳み式レバーを備えたユニークな雲台です。レバーを伸ばすと雲台の位置をきめ細かく制御することができます。また、三脚には、カメラ装置のバランスを取りやすくするため、ポートレート軸、チルト軸それぞれに新たに摩擦制御機能が搭載されています。これにより、ロックノブを緩めた状態で細かいフレーミング調整が可能になり、調整が完了し、撮影の準備が整った時点ですべてをロックする、といった操作が可能になりました。

055には3段モデルと4段モデルがあり、かつ、両者の間には無視できない違いがあります。よく言われるように、安定性に優れ、機械的なトラブルを起こしにくいという理由で、3段を好まれる方が多いかもしれませんが、折り畳み時の長さが3段は24.8インチ(63cm)であるのに対し、4段は21.26インチ(54cm)というメリットがあります。確かに、最下段の脚は細く、(一部の人によれば)安定性という面ではやや劣りますが、一方で、三脚の長さが機材の梱包に際して重要な要素になることがあります。この三脚は旅行用でもあります。三脚は、持ち運びさえ苦にならなければ、デジタル一眼レフカメラやCSCカメラを使っての風景撮影や、長尺レンズを使用する場合に大いに役立ちます。

 

あなたが三脚を何台持っているかは重要ではありません。脚がもう1本ありさえすれば事足りる場面もしばしばあります。そんなとき、一脚はまさに最適のソリューションです。アルミニウム製で4段構成の XPRO Monopod+は最良の選択と言えます。XPRO Monopod+は、長尺レンズをサポートできるよう設計されたプロ用一脚で、スポーツカメラマンや自然写真家に最適です。XPRO Monopodは、190および055シリーズの三脚の機能を継承し、それらと同じくチューブに設けられた平面にレバーを強く押し当てるクイックパワーロック(QPL)システムの採用により、ガタつきを軽減しています。フォト一脚用雲台234RCと組み合わせることにより、180cmの高さまで伸ばすことが可能です。持ち運びしやすく、さまざまな場面で素早く使えるベストなプラットフォームの1つです。

スタジオ三脚

あなたの撮影がスタジオ内に限られているのであれば、 Manfrotto 475Bはあなたにぴったりの三脚です。475Bはアルミニウム製で5,300gという重量級の三脚ですが、この重さは、この三脚が使われる状況において理想的な安定性が確保できることを意味しています。しかも、これほどの重量にも関わらず、ほかの三脚に比べて脚やセンターコラムが調整しづらいなどということは一切ありません。ギア付きセンターコラムは、最大12kgの重量機材を安全かつ正確に高さ調整することが可能です。加えて、カメラ機材を三脚の重心上でバランス良く支えるだけでなく、脚の角度を変えてさらに柔軟かつ多目的に位置決めすることもできます。

475Bの安定性に大いに貢献しているのが、対称にも非対称にも設定可能なセンターブレースシステムです。これにより、すべての脚を同じ角度に設定することも、また、必要に応じてそれぞれの脚の角度を個別に設定することもできるので、すべての脚をすばやく位置決めすることが可能で、三脚の設置面積を抑えるのに最適です。伸縮式センターブレースには、2つの「クリックストップ」ポジションがあり、簡単に脚を位置決めすることができます。

 

ビデオ三脚

ビデオ撮影にも使える三脚はいくつかありますが、それにより、ある程度妥協を強いられるケースもなくはありません。もしあなたが写真もビデオも撮影されるのであれば、あるいはプロのビデオグラファーを目指しているのであれば、別の種類の三脚が必要かもしれません。ここで、定番の2段アルミツインチューブビデオ三脚、Manfrotto MVK502AM-1を見てみましょう。MVK502AM-1は、プロ仕様でありながら、軽量アプリケーションとして直感的に扱えるよう設計された、ユーザーに優しい三脚です。

プロフェッショナルフルードビデオシステム/アルミニウム製/伸縮式ツインチューブ脚仕様としてマンフロットのカタログにも載っているMVK502AM-1は、フルードビデオ雲台(75mmハーフボール)MVH502Aと伸縮式ツインチューブ三脚MVT502AMとで構成された、プロ用フルードビデオシステムです。

MVH502Aは、動画機能付きデジタル一眼レフカメラや最新のレンズ交換式カメラに最適な三脚です。高性能流動性調整機能、カウンターバランス設定機能といったプロ向けの機能を備え、外部モニター、ライト、マイクなど、一般的なカメラやアクセサリーの重量に耐えられるよう設計されています。撮影機材と外部モニタを並べて配置できるようイージーリンクコネクタを2つ備えており、雲台にはあらかじめ4kg(8.8ポンド)のカウンターバランスが装備されていますが、最大で7kg(15.4ポンド)の機材を支持することが可能です。

雲台を支える三脚は、Manfrotto MVT502AMをベースに、伸縮式アルミ脚の採用によりこれを小型軽量化したもので、革新的な楕円断面チューブの採用と脚ロックカラーの設計見直しによって、優れた剛性と安定性を実現しています。パン・チルト動作をサポートする可変フルードドラッグシステム、チルト動作をサポートするカウンターバランスシステム、カメラの取り付けやセットアップがスピーディーにできるスライディングプレート、レベリングを容易にするバブル水準器を備えており、また、安全かつ楽に持ち運べるパッド入りキャリングバッグとラバーストラップが付属しています。

まとめ

あなたとあなたのニーズに合った三脚を見つけるには、ある程度の試行錯誤が必要かもしれませんが、このガイドが多少なりとも三脚選びの参考になれば幸いです。最後に、ベストな三脚を選ぶためのヒントをまとめておきます。

  • 写真撮影用、ビデオ撮影用、アクセサリー用のどれを目的としているのかを明確にすること。
  • 使用する場所と運搬方法を考慮すること。
  •  求める条件は何か、どのような雲台が必要なのか、どれくらいの重量の機材を保持させるつもりかを明確にすること。

多くのカメラマンが複数の三脚を使用しています。一般に、一脚が2台に通常の三脚が1台あれば、ほとんどあらゆる状況に備えることができます。一脚が理想的と思われる場面でさらに移動する必要が生じた場合でも対処することが可能です。

このガイドを読んで、単に暗くなり始めたときだけでなく、さまざまな場面において、写真撮影には三脚が不可欠だということが理解していただければ幸いです。三脚は単なるカメラアクセサリーではありません。 三脚は写真家にとってクリエイティブな選択肢を広げてくれるものです。現在、ますます多くの人が写真撮影を楽しむようになってきています。そんな中で、三脚は、あなたがその他大勢から抜け出す手助けをしてくれるものです。

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A Final Note
まとめ

あなたとあなたのニーズに合った三脚を見つけるには、ある程度の試行錯誤が必要かもしれませんが、このガイドが多少なりとも三脚選びの参考になれば幸いです。最後に、ベストな三脚を選ぶためのヒントをまとめておきます。

  • 写真撮影用、ビデオ撮影用、アクセサリー用のどれを目的としているのかを明確にすること。
  • 使用する場所と運搬方法を考慮すること。
  •  求める条件は何か、どのような雲台が必要なのか、どれくらいの重量の機材を保持させるつもりかを明確にすること。

多くのカメラマンが複数の三脚を使用しています。一般に、一脚が2台に通常の三脚が1台あれば、ほとんどあらゆる状況に備えることができます。一脚が理想的と思われる場面でさらに移動する必要が生じた場合でも対処することが可能です。

このガイドを読んで、単に暗くなり始めたときだけでなく、さまざまな場面において、写真撮影には三脚が不可欠だということが理解していただければ幸いです。三脚は単なるカメラアクセサリーではありません。 三脚は写真家にとってクリエイティブな選択肢を広げてくれるものです。現在、ますます多くの人が写真撮影を楽しむようになってきています。そんな中で、三脚は、あなたがその他大勢から抜け出す手助けをしてくれるものです。

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